ブラック企業を退職してから失業保険までの道のりは遠いかもしれない!?

失業の状態となると、それまで一定の機関就業して雇用保険を納めていれば雇用保険給付が受けられます。
これが一般的に言う失業保険です。この額はそれまでの収入の6割からの計算となる金額が国から給付されます。
ブラック企業に勤めてしまっていた場合、その仕事を不本意ながら辞めなくてはならない事態が訪れたりします。
当然「不本意」でしょうから、その後に支給を受けられる事は当たり前かもしれません。
でもこの給付には一定の制限があります。
その制限とブラック企業に勤めてしまった因果関係を少し紐解いてみましょう。

何故この二つが因果関係を持つのか?普通に考えると関係ないというのが一般的でしょう。
しかし、これは失業保険の制度と大きな絡みがあるのです。
この制度は「次の就職を支援するために」という大きな意味を持っています。生活の保障をする事で次の就職までに専念出来るように支給されます。
ですがこれにはやはり「制限」なるものがあります。なんでもフリーでは国が破たんしかねません。

その制限はある種の条件によって緩和若しくは制限無しとなります。
一番の条件は「退職理由」です。
これはいわゆる、仕事がイヤになった等の「自己都合」では制限がかかるというものです。
逆に「会社の都合」となれば制限無く比較的早くに支給を受けられます。
生活の保障に当たる部分ですから、早く支給を受けたいのは皆同じでしょう。

ブラック企業ではこの退職理由を「会社の都合」とは中々してくれません。そもそも会社の都合とは経営的な問題や「いじめ等により働けなくなった場合」も含まれます。
ブラック企業ですから何かしら働き手に不利な状況を作って「仕方なく自己都合」となるケースがほとんどでしょう。
でもこういった企業側はこの「会社の都合」とはしたくないためです。当然、こうした離職者が出ると企業のイメージが悪くなるからです。
ですから、離職票に記載される退職理由が非常に重要な部分になってきます。
こういった観点からブラック企業と失業保険の因果関係が出てくる恐れがあります。

また場合によってはブラック企業であるが故に、離職票を出し渋ったりしてその後も迷惑をこうむるケースもあるようです。